2007年02月25日

ホテルウーマンへの道のり5

題して「ホテルウーマンへの道のり~第5章~」

さて、ウエディングプランナーとなって感動デビューを果たした私。
調子よくトントンと階段を登るかに見えたとたんに、失速しま~すたこ
なぜ?ってやっぱり未熟者だからです・・・。

お客様の質問に対して、いちいち上司や先輩の所へかけ戻り確認をしたり、的外れな答えを返したり、挙句の果てには招待状の印刷ミスなど・・・数え切れないくらいのミスの連発!!
「こんな担当者はいや!」と言われ、担当交代を言い渡されたことも山のようにあります。

その中でも強烈に印象に残っているミスは・・・やはり印刷ミス。
披露宴の開始時間を間違って印刷してしまったのです~。
しかも、そのミスに気が付いたのは挙式の2週間前で、新婦父からの指摘でした。
どうして時間を間違えたかは解かりませんが、印刷前にちゃんと確認をしていないことは明らかで、弁解の余地なしでした。
とにかく、招待状は既に参列されるお客様の手に渡っているので、お詫び文とともに正式な時間を記載した封書を作成することになりました。
バカな頭を使ってサンプル文面を2つ用意し、お客様に選んでいただいて即印刷。
招待リストをお預かりして、全てに郵送いたしました。
一応、なんとか当日は混乱もなく、参列の方もお見えになり無事終了・・・。
ご両家のお父様・お母様にも許していただけました。

私も人間ですので、気の合わないお客様もおります。そんなお客様から「担当を代えて欲しい」と言われれば、「こっちから願い下げだ!」と思っておりましたが、自分のミスで担当変更を言われると、さすがに辛いです。
上記のお客様は式が近いこともあって担当変更はありませんでしたが、さぞ不安な思いであったろうと思います。そう思うとやっぱり、申し訳なくて、自分の不甲斐なさに悔し涙があふれました。
(担当変更を言われる度に泣いてましたが、なかなか成長しなかったですねガーン

それからは、招待状作成だけは完璧にできるように努力いたしました。
結婚準備の初めの第一歩につまづいたら、気分が悪くなりますよね。
ここをクリアーすると、お客様と少し距離が縮まって仲良くなれる気がしたものです。

招待状作成が上手になると不思議に担当変更を言われる回数が減ってきました。
また、気の合わないお客様でも平気になってきました。(色々な性格があるし、会う度に打ち解けてくれることもあるしね。私の方が余裕がなくて、話しかけにくい状態だったかもしれません。)

こうしてデビュー1年目は、担当変更の嵐と戦って、なんとか終戦へとこぎつけたのでした!!  


Posted by おだママ at 14:28Comments(2)お仕事

2007年02月22日

息子は中ヤギ

ちょっとバタバタしてて、1週間ぶりの更新となりました。

先週の土曜日に我が息子の生活発表会を見に行ってきました!!
少し前に「ガラガラどん」のお話を書きましたが、間違ってました~叫び
登場してくるのはヤギと”トロル”という怪物でした。(オオカミだと思ってた・・・)
お話の内容は、まぁ先日書いたようなものでした。
小さいヤギと中くらいのヤギと大きいヤギの役を子供たちが5人ぐらいずつに分かれてして、先生がトロルという怪物になってました。

小さいヤギ5人が橋の上に立つとトロルが出てきて、「オレの橋をガタゴトさせるのは誰だ?」と聞きます。すると、小ヤギたちは次々に名前を言って橋を渡る理由を述べます。
トロルはお腹が空いたから、「お前たちを食べてやる!!」と言います。小ヤギたちは口々に「次に自分たちより大きなヤギが来るから、食べないで。」と叫ぶ。トロルは「大きいのが来るなら、お前たちは行ってしまえ」と小ヤギたちに橋を渡らせてくれるのです。
そして、中ヤギの登場。小ヤギと同じやりとりをトロルとして、橋を無事に渡れます。
大ヤギは小ヤギ・中ヤギと同じやりとりをトロルとしますが、後から来るヤギがいないので、トロルと戦います。大ヤギは力が強くてトロルをやっつけて橋を渡る。
そして、出演した子供全員で「ぼくはクマ」の替え歌「ぼくはヤギ」を歌って終わりでした。

短いものでしたが、それぞれの子供たちの性格が見え隠れする場面もあり、”ぷっー”と笑えるものになってました。
息子くんは中くらいのヤギの一番最後尾におり、名前をひとりずつ言う時には大きな声で「おだ●●●●くんです!」と一人だけ”くん”づけにしており、周りのお母さん方に笑われました。
息子よ、かぁちゃんは恥ずかしかったゾ!!赤面

練習の時に息子くんが言ったセリフ「骨も肉もコナゴナにしてやる!!」は大きいヤギのセリフでした。
中ヤギなのに、どうして大ヤギのセリフ?
ちゃんと理解してるのか?と不安な気持ちに・・・タラーッ
大きいヤギに憧れてたのかなぁ?と思うことにします。  


Posted by おだママ at 15:53Comments(5)息子

2007年02月14日

ホテルウーマンへの道のり4

題して「ホテルウーマンへの道のり~第4章~」
はじまり、はじまり。

ブライダルに異動して早1ヶ月が過ぎた頃、ついに私も担当を持つことなりました!!
(未熟だろうが、なんだろうが、人がいないので即実践てことです)

そのお客様は7月7日の七夕の日に結婚をする方だったのです。
そう、私の婚礼担当デビューは七夕なの。(ちょっと良いことがありそうでしょ?)

初めての打ち合わせでお会いした時、”初担当”ということをお客様にお伝えするかどうか、すっごく悩んでいたのですが、会った瞬間に言わないことに決めました。
だって、お二人がとーても優しそうな素敵な笑顔だったので、言ってしまった後に不安な顔になったら嫌だな~と思ってしまったのです。

打ち合わせ自体は上司や先輩のアドバイスもあり、なんとか進めていくことができました。
拙い打ち合わせなので、何度も何度も確認のお電話を差し上げたりしましたけどねアセアセ
3ヶ月間という長い期間をお客様と過ごすことって、レストランではないことだから、とってもやりがいがありました。もちろん、苦労も神経の使い方も倍以上でしたが・・・。

なんとか挙式当日を迎え、お二人以上に緊張する私。
用もないのに準備中の会場を何度も見にいきました。
晴れ姿のお二人はとってもかわいらしかったですよ!(今でもお嬢さんの着ていたウエディングドレスや色ドレスは鮮明に覚えています。)

ずーとお二人についているわけにもいかず、サロンで仕事をしている時に会場のサービスキャプテンから電話がありました。
「すぐに会場に来て!!」と言われ、何かあったのか心配で駆けつけると・・・・
披露宴最後の新郎様の謝辞を始めるところでした。
訳もわからず、会場の隅でキョロキョロしていると、新郎様が謝辞の中で私に「前に出てきてください」と言うのです!おずおずとお二人の横に立った時
「僕たちの担当者です。とっても良くしていただいて感謝しています。ありがとう!!」
と言ってくださいましたなき
びっくりしてしまって、ちょっぴり涙が出てしまいました。

無事にお披楽喜(おひらき)となり、お二人を二次会に送り出した後、司会者さんが私に話しかけてきました。私が初担当ということを内緒にしていることを知らずに、世間話の中でしゃべってしまったとのこと。
「おだママさんはあなたたちが初めての担当なのよ~」とお二人に言ったら
「僕たちが初めての担当なら、おだママさんに失敗させるようなことはしてはいけない」とお二人は言ったそうです。
そして、私にも忘れることのできない日になるように新郎様の謝辞のサプライズをしてくれたということでした。
とっても、有り難くてワンワン泣いちゃいました赤面

こんなに幸せな仕事ない!!

次回につづく
  


Posted by おだママ at 18:38Comments(2)お仕事

2007年02月13日

ホテルウーマンへの道のり3

題して「ホテルウーマンへの道のり~第3章~」
はじまり、はじまり~。

ホテルに就職して早1年たったある日、私に人事異動がでました。
なっ、なんと”ブライダル部”
今は人気のある職種ですが、当時はさほど知名度もなく、同じホテルにある部署でも何をやっているのかさえ、さーっぱり解からない部署でした。
ウエイトレスしかしたことがないのに、なんて畑違いの人事だろうと思ったものです。
でも、とにかく仕事を覚えねば!!と意気込んでも、そう簡単なものではありませんでした・・・。
(だって、しきたりとか色々あるでしょ?)

ちょうど、某Mホテルは開業して3年目を迎えていて婚礼件数は右肩昇り、飛ぶ鳥を落とす勢いだったのですが、外見と中身はウラハラで万年人手不足だし他ホテルのようにベテランと呼べる人は少なくて、それはもうひどい状態でした・・・。
とにかく、結婚のけの字も知らない私はサロンに出て、来館されるお客様をお迎えし、席まで案内・お茶出し・パンフレットとアンケートを渡すしかできませんタラーッ
そして、お客様が来館された旨を先輩方にお伝えして、接客していただくのですが、人がいない!!
みーんな接客に出ているか、アポイント待ちをしている状況アセアセ
それでも、私には「誰か~接客でて~」としか言えず、叫びまわっていたら・・・先輩の1人が
「あんたが出ーや!!」と怒鳴られました。
もちろんムカッの私。
「解かりました!接客出ます。私の代わりにサロンの前に立っててくださいよ!!」
と売り言葉に買い言葉。
多少、婚礼プランの独自勉強をしていたとはいえ、お客様には申し訳ないぐらい拙い説明だったと思います。もちろん、そのお客様は担当者が頼りないということで、他ホテルで契約となったのでした。

やっぱり人生の大きなスタートだし、信頼できるスタッフのいるところに行きますよね?
ハードも大事だけど、ソフトの方がもっと大事だと痛感した出来事でした。

次回につづく・・・
  


Posted by おだママ at 12:02Comments(5)お仕事

2007年02月11日

ヤギorオオカミ?

「ガラガラどん」というお話を知っていますか?

大きいヤギと中くらいのヤギと小さいヤギが山の谷間に架かった橋を渡るというお話です。(省略しすぎかもしれない・・・)
たぶん、オオカミがでてきて橋を渡るのを妨害するお話だと思います。(遠い昔に聞いたことがあるような、ないような・・・記憶がさだかではない)

今度の土曜日にお遊戯会があり、どうやらこのお話を息子くんのクラスは演じるらしい。
毎日、平均台を橋に見立ててヤギ(息子くん)たちが行き交い、橋の上でセリフを練習している様子。

セリフといっても、3歳児にそんなに長いセリフを覚えられるわけもなく、結構みんな適当なことを言っているようだ。
先生の話だと、息子くんが昨日言ったセリフは
「ヤメロ!」
「骨も肉もこなごなにしてやる!!」
とのこと、”カッコよかったですよ~”と言われました。

いや~カッコよくてもそのセリフでお話は前に進むのでしょうか?
どう考えても、ヤギではなくオオカミのセリフに思うのですが・・・。

どこでこんな言葉を覚えているやら検討もつきませんが、男の子なんだなぁと思いました。
とにかく、今度の土曜日が楽しみです。
さてはて、どんなお話に出来上がっていることやら・・・。

  


Posted by おだママ at 11:20Comments(0)息子

2007年02月09日

ホテルウーマンへの道のり2

今日は先日の続きをお話しま~す。
題して「ホテルウーマンへの道のり~第2章~」

内定式を終え、無事就職が決まったわけですが、4月までは”学生さん”なのですよね。
そこで、某Mホテルの人事から4月までの3ケ月間ほど、体験入社というか慣れるためにアルバイトに来てくださいと言われ、一足先にご奉公にあがることとなりました。

アルバイトに入ったのはラウンジでした。お酒などあまり知りませんでしたが、大人の世界を垣間見ることができました。
この時、社員さんでラウンジにいたのが現在の旦那様なんですメロメロ
さて、いよいよ正社員として入社し、配属が決まりました!!ラウンジでした・・・。

駆け出しの私は社員だからといってもアルバイトと特に変わることない仕事をしておりましたが、とても思い出に残る出会いがありました。
それは、ソフトバンクの王監督です(当時はダイエーだった)
たまたま、乗った客用エレベーターに王監督が乗って来られ、私に声をかけてくださいました。
「おだママさん(当時はおだママじゃないけど)は新入社員さんですか?」(私の名札を見ながら)
「はい!」
「頑張ってくださいね」
「はい!!」
はいとしか答えられませんでした・・・。(今ならもう少ししゃべれるかも・・・。)
それから半年後、またまたエレベーターで王監督に遭遇。
しかも、また声をかけていただけました。
「おだママさん、元気にしていましたか?」
「はい!!!」
たったこれだけですが、私には天にも昇るような気持ちでした。
だって、”有名人に会える”と”お客様に名前と顔を覚えていただける”を体験できたのですから!
これぞ、ホテルマンの醍醐味といわずして何と言おう!!

その後、王監督に会うことはありませんが、イチロー選手や松井選手(現ヤンキースの)に会うことができ、注文の品を運ぶことができました。
もちろん、働いている皆が近づきたいわけですので、注文を聞く人・注文の品を運ぶ人・灰皿の交換に行く人とじゃんけんをして、権利を獲得するのですよ!!
私はイチロー選手にホットミルクを運んだのさっ!

そんな私の入社一年目はまたたく間に過ぎてゆきました。

次回につづく・・・。  


Posted by おだママ at 10:50Comments(5)お仕事

2007年02月05日

ホテルウーマンへの道のり

私とホテルとの出会いについて、今日は少しお話しようかなぁと思います。
題して「ホテルウーマンへの道のり~第1章~」

少し前に私はホテルで働いていると書いたと思います(書いたよね?)。
ホテルで働く者は本当にこの仕事が好きだから、そこに居るのだと私は思っております。
(でないと、こんな安月給で長時間働けない!!)

私とホテルの出会いは学生の時のアルバイト。
よく求人でもあるように、配膳というのから始まりました。
結婚式の披露宴での配膳をする仕事ですが、結構大変で慣れるまではヘマばかりしたし、会場担当のキャプテンからよく怒られたものです。
それでも、お皿を上手に3枚持てたり、4枚持てたりと成果がでるので楽しかった。

そんなある日、配膳会社の方から披露宴の配膳ではなく、レストランの配膳を頼まれました。
同じ配膳ですが、レストランだとお客様と会話しながらサービスができたり、常連のお客様と仲良くなったりと違った楽しみがありました。
私にとっては短時間で流れるように終わる披露宴の配膳より、レストランの配膳の方が奥が深くて楽しく思えました。それからはレストラン1本に絞り、披露宴とはおさらばしました。

学生時代をほとんどアルバイトに費やした私もとうとう就職する年齢となりました・・・。
でも、アルバイトに忙しいのと超氷河期と呼ばれた就職難の時代ということもあり、一切就職活動をしていませんでした。
しかし、配膳で入っていた某Sホテルレストランのマネージャーに「明日、スーツきて某Mホテルの4階に来て」と言われ、特に何も思わず行ってみると、それは某Mホテルの入社内定式だったのです!!
もちろん試験も何も受けていないですから、内定式前に某Mホテルの人事部長さんが形ばかりの面接なるものをしてくださいました。
「某Sホテルレストランの○○さんから話を聞いて、普段の仕事ぶりを観察させていただきました。即戦力が欲しいので、採用させていただきます。名前を入れておりますので、内定式に出席してください。」
もちろん、びっくりしましたとも!!
でも、これがなかったら私はホテルに就職をしてたかどうかわかりませんよね?

人の出会いとは不思議だと思いました。
たまたま働いていたホテルのマネージャーさんが違うホテルの人事部長さんとお知りあいで、私を紹介してくださったのですから・・・。

まぁ、そんなこんなでホテル業界へ両足をつっこんでしまったわけです。
良かったか、悪かったかは別にして初めて人との出会いに感謝したのでした。
(今も○○さんとは連絡はとっております)

次回は就職してからのことをお話しますね。  


Posted by おだママ at 17:36Comments(0)お仕事

2007年02月02日

息子くんの恋は前途多難?

私の愛する息子くんは、ただいま好きな女の子がいる・・・様子タラーッ
保育園の同じクラスの女の子で「Hちゃん」という。
先生の話では、息子くんはかなり積極的。
朝のミルクの時間もお昼ごはんの時間も、そしてお昼寝の時も「Hちゃん」の隣をGetすべく、自分のイスやふとんを抱えて素早く動いているとか・・・。
「Hちゃん」は母親の私から見ても、目の大きな少しぽっちゃりした”かわいい”女の子です。
”かわいい”ので、ライバルがたくさんいるのも事実。
息子くんと同じ動きをする男の子が3人ほどいるそう・・・。

そこで昨日、先生からシーンごとに「Hちゃん」の隣を固定することに決めたと報告がありました!
息子くんピンチです!!
だって、息子くんの「Hちゃん」の隣の時間は朝のミルクの時間に決まったから・・・・タラーッ
私も旦那様もホテルマンという職業柄、出勤時間がバラバラ。
朝早い時もあれば、昼近い時もある。朝のミルクの時間に息子くんを連れて行くとなると、昼の時間に出勤のときは大変!!出勤時間でもないのに会社に居る状態です。(そんなのイヤだーっ!!)
一応、先生にお昼ご飯の時に換えて下さいとお願いしましたが、ダメでした・・・。
息子くんを朝のミルクの時間に決めたのは、朝にちゃんと登園させるため。
そう、私たち両親にさっさと連れて来い!!と先生は言いたいのが、会話の中から見え隠れしておりましたアセアセ

ごめんよ、息子くん。かぁちゃん達は君の恋に協力できない・・・なき
自力で「Hちゃん」のハートを射止めてくれ~。   


Posted by おだママ at 10:22Comments(0)息子